結論:害虫駆除を使えば雑損控除として税金が節約できる。
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さて、そろそろお馴染みの確定申告だ。
この時期のいうか、いつもだが何かしら特になる申告がないか考えている。
今年は家で始めての害虫駆除をやった。これが控除申告出来るので害虫駆除の控除は初チャレンジとなる。
余談ではあるが害虫駆除や水道工事などはネットで検索するとSEO対策でトップに出てくる格安業者がある。
これには気をつけた方がいい。こんなニュースもあった。(クリックして表示)
「トイレ詰まった」検索しないで!若者ほど陥る高額請求の“わな“
害虫駆除は「相見積もり」をとること
恥ずかしながら自分も高額請求と思われる罠に引っかかった口であり、詳細は割愛するが結果的に100万以上払ったということになっている。どう考えてもねずみ駆除で100万とかありえないのだが、平米単価の作業になって積み上げになると家が広い分、どんどん金額が積み上がっていく。
これはサラリーマンにありがちだが「相見積もり」をとるということをやらなかった。
そうすると業者の言いなりになってしまい、こちらが払えるギリギリ一番高い値段をつかまされることになるだろう。
当然商売なら相手はそうするだろうし、逆にこちらが相見積もりを取っておけば安ければ交渉出来る。(高値を掴まされた側は二度とその業者には頼まないだろうから、長い目で見たら、本当に業者として得かは別だが)。
忙しいサラリーマンは時間が無いため、すぐ契約しそうになるが、気を付けてほしい。
今回は業者としては、まあしっかりやってくれたのでよしとしたいが金額が高すぎると思う。
これについてはまた別のスレッドを立てる予定である。
給与所得以外に所得があれば確定申告は原則必要
サラリーマンは会社が確定申告をやってくれるので、他に収入が無ければ個人での申告は不要である。
しかし給与所得以外に何か所得があれば確定申告をしなければならない。
株式投資、FX、仮想通貨、ヤフオク販売、メルカリ販売、その他楽天ショップ等を持っていれば、そういったネットから売上が立ったもの全てが対象である。
ただし雑所得と言って年間20万以下であれば申告しなくてよい所得もある( ヤフオク販売、メルカリ販売、その他楽天ショップ等、金融派生商品以外の合算で20万円以下であること)。
株式投資、FXなどの金融派生商品は「申告分離課税」と言って税率が一律20%(正確には20.315%)である。
どういうことかと言うと、株式投資やFXで儲かった収入は、事業とは損益が合算できない。株式投資、FXは雑所得にはならない(仮想通貨は雑所得)。例えば物販事業をやっていて物販がマイナス100万円となってしまった場合、株で200万儲かったからと言って200万と物販のマイナス100万を合算し100万円の利益として申告することはできないのだ。(これで100万の利益として申告できれば、個人事業なら年間290万円以下は無税なので所得税は0円だ)
あくまで事業はマイナス100万円として申告し、株式投資の儲けの200万円に対し税率が20%(40万円)がかかる。
つまり株式投資に対しては、儲かった約40万円が税金で引かれ手取りが約160万円となる。
ただし、 「申告分離課税」 の利点は税率が一律なので大きく儲けた場合は得をする。株式投資、FXでは税率が一律20%なので1億円儲かってて税金は20%の2千万円、10億儲かっても20%の2億円となる。
なので投資で金を稼げる人にとっては株式投資、FXは金持ちの最短コースであろう。
自分も早くそのルートに乗りたいところであるが、これについてはいまだ細々やっているので、日々の考え方をブログで発信して行く予定である。
害虫駆除の確定申告の控除金額
さて、害虫駆除の確定申告の控除金額であるが、
「差引損失額-総所得金額*10%」
もしくは
「 差引損失額のうち災害関連支出の金額–5万円」
どっちか大きい方を採用となる。これについては詳しくはマネーフォワードのリンクを見てほしい。
自分の場合、 「差引損失額-総所得金額*10%」 を採用し、申告となった。
具体的採用金額は伏せるが、例えば100万円の採用金額になった場合、確定申告書第二表に、損害金額と、災害関連の支出を書き、雑損控除に採用金額を書く。
今回は控除金額がでかいので採用金額が100万円であれば、おそらく自分の収入からその100万円が引かれた金額に対し、税金がかかってくるはず。そうすると会社で税金を天引きされているが、多く払っていた場合は返金されるはずだ。
ここはやったことがないので、予想でしかないが、おそらくはこれが正しければ数万円返ってくるはず。
数万円でも帰ってくればデカイので、皆さんもぜひ試して欲しい。