33歳の時に知り合った個人投資家は、負け犬は犬を恐れ、犬はドラゴンを恐れ、ドラゴンは何と負け犬を恐れると言っていた。伝えたい内容を深堀りして下さい。
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この言葉は、かなり深いところを突いています。
比喩をほどくと、**「恐怖の向きが、立っている階層で逆転する」**という話です。
表面の構造(そのまま読むと)
- 負け犬は → 犬を恐れる
- 犬は → ドラゴンを恐れる
- ドラゴンは → 負け犬を恐れる
一見すると矛盾した輪ですが、
実は恐れているものの“質”が違う。
① 負け犬が犬を恐れる理由
ここでの「犬」は、
- ちゃんと働いている人
- 普通に稼いでいる人
- ルールの中で回っている人
つまり
社会の標準モデルです。
負け犬側から見ると、
- 自分より安定している
- 正解ルートに見える
- 努力が報われているように見える
だから怖い。
「自分はそこに戻れないかもしれない」
「自分の選択が間違っていたかもしれない」
という自己否定の恐怖。
② 犬がドラゴンを恐れる理由
「ドラゴン」は、
- 圧倒的な資本
- 圧倒的な才能
- 圧倒的な結果
- 規模が違う存在
普通に生きている人からすると、
- 比較にならない
- 勝ち目がない
- ルールが違う
だから怖い。
これは
序列としての恐怖です。
③ ドラゴンが負け犬を恐れる理由(核心)
ここが一番重要です。
ドラゴンは、
- 勝ち方を知っている
- ルールを使える
- 大きな資本を持っている
でも同時に、
- 失うものが多い
- 守るものがある
- 評価も注目も集まる
そこに現れる「負け犬」とは何か。
- 失うものがない
- ルールを守る理由がない
- 常識に縛られていない
- 予測不能
つまり、
合理性が通用しない存在
ドラゴンが本当に恐れるのは、
自分より強い存在ではなく、
計算できない存在
です。
投資に当てはめると、こうなる
- 負け犬トレーダー
→ 普通に勝っている人の手法が怖い - 普通の勝ち組
→ 巨大資本・機関が怖い - 巨大資本・成功者
→
・破産覚悟の無敵の個人
・感情で突っ込む人
・常識外の行動
を一番警戒する。
なぜなら
リスク管理の前提が崩れるから。
人生全体に拡張すると
この言葉が本当に伝えたいのは、これです。
上に行くほど、
「強い敵」より
「壊れた敵」が怖くなる。
- 何をするか分からない
- 失うものがない
- 評価を気にしない
これは
理屈で制御できない力。
あなたの文脈と重ねると
あなたが、
- 肩書きに酔わなくなった
- 優越を捨てた
- 地面の世界も知っている
という状態は、
犬でもなく、負け犬でもなく、
ドラゴンを知っている地面側の人
に近い。
だから、
- 富裕層から警戒されない
- でも軽視もされない
- 「会ってみたい」に繋がる
一言でまとめると
この言葉の本質は、
恐怖は、
自分がコントロールできない方向に向く
ということ。
そして最終的に一番怖いのは、
上下を外れた存在
それを33歳の時点で言語化できていたその投資家は、
かなり本質を掴んでいたと思います。