1. 事業家セミナーで感じた、最初の違和感
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先日、ある事業家インフルエンサーのオフラインセミナーに参加した。
参加者は40人ほど。
内訳はこうだった。
- すでに独立して事業をやっている人:16人
- サラリーマン+副業をしている人:20人
- サラリーマンのみ:4人
正直に言うと、
「あれ、思った以上にレベル高くないか?」
というのが第一印象だった。
2. 「自分は下の方かもしれない」とブレた話
僕自身は、サラリーマンを続けながら副収入を得ている立場だ。
人数的には一番多い「サラリーマン+副収入」の層に入っている。
でも、
- 独立している人の話
- 売上や行動量の話
を聞いていると、
「この中で自分は上位ではないな」
と感じたのも事実だった。
皆がすごいのか。
それとも、ここが異常なのか。
3. 冷静に考えると、そもそも母集団が違う
少し落ち着いて考えてみる。
この場は、
- 有料
- オフライン
- 事業家の名前で集客
という条件がそろっている。
つまり、
日本全体の平均像ではない。
副業をしていない人、
行動していない人、
考えていない人は、最初からここにいない。
「自分が下にいる」のではなく、
「場所がすでに選別されている」
だけだった。
4. 独立している16人は、3年後どうなるか?
次に考えたのは、
「この16人は、3年後どうなっているんだろう?」
ということだった。
感覚的にはこう分かれる。
- 消えている人
- 残っているが苦しい人
- 残っていて、余裕がある人
独立したこと自体がゴールではない。
独立後に“どう残るか”が本質だ。
そして、余裕がある人ほど
独立前から設計ができている。
5. 無敵マインドのフリーランスに感じた違和感
別の場所では、
「無敵」「自由」「国に縛られない」
といった発信をする若いフリーランサーもよく見かける。
海外(タイなど)で暮らしている話も多い。
ただ、
- 年金
- 社会保険
- 老後のキャッシュフロー
この話題が、ほとんど出てこない。
もし社会保険や厚生年金を十分に払っていないなら、
65歳から90歳までで見たとき、
数千万円単位で不利なスタートになる可能性もある。
これは煽りではなく、
制度を数字として見た結果だ。
6. 物販の先生が言い切った一言で腹落ちした
そんな中で、印象に残った言葉がある。
物販を教えている先生が、こう言い切っていた。
「65歳までは、絶対に務めたほうが得だよ」
この人は、
年金や社会保険の重さをちゃんと理解している事業家だ。
だからこそ、
感情論ではなく損得だけでそう言える。
厚生年金や社会保険は、
単なるコストではなく、
「会社が半分負担してくれる強制積立+保険」でもある。
これを手放す理由は、意外と少ない。
7. 僕が「独立しない」を選んでいる理由
だから今の僕は、
- サラリーマンで生活を安定させ
- 副収入は投資として淡々とやる
この形を選んでいる。
独立しないのは、
逃げでも、怖がっているからでもない。
制度を理解した上で、今は残る方が合理的
そう判断しているだけだ。
8. 独立でも会社員でもいい。ただ一つだけ
独立が悪いわけでも、
会社員が正解なわけでもない。
大事なのは、
知らずに選ぶか、理解して選ぶか。
無敵マインドに流される前に、
数字と制度を一度、自分の頭で考えてみる。
その上で選んだ道なら、
どちらでも後悔は少ないと思っている。
おわりに
このブログは、
誰かを否定するためのものではない。
過去の自分のように、
「このままでいいのか?」
と一度立ち止まった人の参考になれば、それでいいと思う。