車検が2か月半残っていたが、あえて前倒しした
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今年の10月末に車検が切れる予定だった。
普通に考えれば、10月に入ってから車検を受ければよい。
しかし、7月31日から車検に関する規制変更が入ることになり、その影響を避けるため、7月中にユーザー車検を受けることにした。
つまり、まだ2か月半ほど残っている車検の有効期間を捨てたことになる。
これは僕にとって一種の損切りだった。
車検の残り期間を最大限使うことを考えれば、10月まで待つ方が得である。
しかし、規制変更後にどうなるか分からないというリスクを避けるため、あえて前倒しすることにした。
結果から言えば、この判断は大成功だった。
10月になって分かったこと
7月に車検を終わらせた時点では、規制変更を回避できたことが最大のメリットだった。
ところが10月になって、状況が変わった。
仕事が想像以上に立て込んでしまったのである。
僕は普段、車検を業者に任せるのではなく、自分でユーザー車検を受けている。
そのためには平日に時間を作り、車検場まで車両を持ち込む必要がある。
しかし、10月の仕事の状況を考えると、車検に行く時間を確保することはかなり難しかったと思う。
もし7月に車検を終わらせていなかったら、仕事の予定を調整する必要があっただろう。
場合によっては、車検の期限が迫る中で無理やり時間を作らなければならなかったかもしれない。
7月の時点では、そんなことは考えていなかった。
規制変更を避けるために前倒ししただけだったのに、結果的に10月の仕事の繁忙まで回避することができたのである。
さらに修理が必要になった
今回のユーザー車検では、もう1つ想定外のことがあった。
一部修理が必要になったのである。
ユーザー車検は、車検場へ持ち込めば必ずその日に終わるとは限らない。
不具合があれば修理しなければならないし、修理内容によっては部品の手配や再検査などで時間がかかる。
今回も実際に修理が発生した。
もし10月末の車検期限ぎりぎりに受けていたら、修理が間に合わなかった可能性が高い。
そうなれば、車検切れで公道を走れなくなるなど、さらに面倒なことになっていたかもしれない。
つまり、今回7月に車検を済ませたことで、規制変更だけでなく、仕事の繁忙と修理による遅延という2つの問題も回避できたことになる。
これは完全に結果論である。
しかし、結果論だからこそ、今回の判断から学べることがあると思っている。
2か月半の損切りで手に入れたもの
今回、僕が失ったのは車検の残存期間2か月半である。
その代わり、手に入れたものは何だったのか。
規制変更に伴うリスクの回避
10月の仕事の繁忙に左右されない余裕
修理が必要になった場合の対応時間
車検期限を気にする精神的な負担からの解放
こうして考えると、2か月半の損切りは決して無駄ではなかった。
もちろん、10月まで何の問題も起こらなければ、前倒しした分だけ損をしたと感じたかもしれない。
しかし、今回のように予想していなかった問題が発生すると、早めに行動したことの価値が一気に大きくなる。
目先の損失を惜しんだ結果、将来もっと大きな損失を被ることがある。
これは車検だけでなく、投資や仕事にも共通する考え方だと思う。
損切りは負けではない
僕は投資でも損切りを重要な判断の1つと考えている。
損切りというと、どうしても損を確定させる行為というイメージがある。
しかし、本来は将来の大きな損失を防ぐための行動でもある。
例えば、株価が下がっているのに、損を確定させたくないという理由だけで保有し続ければ、さらに大きな損失を出す可能性がある。
もちろん、損切りすれば必ず正解になるわけではない。
その後に株価が戻ることだってある。
大切なのは、判断した時点でどのようなリスクがあり、それを回避するためにどれだけの損失を許容するかということだ。
今回の車検も同じだった。
2か月半という期間を捨てて、規制変更のリスクを回避した。
その判断が結果的に、仕事の繁忙や修理による遅延という想定外の問題まで防ぐことになった。
まとめ:時間的な余裕を買うという考え方
今回の経験で改めて感じたことがある。
それは、時間的な余裕には価値があるということだ。
何でも期限ぎりぎりまで引っ張れば、表面的には得をするかもしれない。
しかし、その間に予想外の問題が発生すれば、余裕がないことによって選択肢がなくなる。
特に仕事や生活では、予定どおりに進まないことなど珍しくない。
今回の車検も、当初は7月31日の規制変更を避けることしか考えていなかった。
それが10月になって振り返ると、あの時に車検を終わらせておいて本当に良かったと思える。
残っていた2か月半を惜しんでいたら、今ごろ面倒な状況になっていた可能性が高い。
小さな損失を受け入れることで、大きなリスクを回避できることがある。
そして、将来何が起こるかをすべて予測する必要もない。
確実に処理できる時に処理しておくことで、結果的に自分を助けることがある。
今回の車検は、そんなことを実感した出来事だった。
7月に2か月半を損切りした判断。
10月末になった今、僕は大正解だったと思っている。