今日は遠方出勤であった。片道約1時間50分。往復すると通勤だけでかなりの体力を消耗する。
帰宅した時点では、まだ少しだけ体力が残っていた。
しかし、自分の体のことはよく分かっている。ここで食事をして横になれば、一気に疲労が表面化し、その後は何もやる気が起きなくなる。これは何度も経験してきたことである。
そこで今回は、残っている体力をバイオリンの演奏に充てることにした。
練習時間は決して長くない。それでも楽器に触れるだけで指の感覚や弓のコントロールを維持することができる。技術は急激に向上しなくても、衰えを防ぐことには十分意味がある。
以前の自分なら、「今日は疲れたからやめよう」と考えていたかもしれない。しかし今は考え方が変わった。
重要なのは、まとまった時間を確保することではない。
残っている体力を、何に投資するかである。
仕事や通勤、そして父親の介護が加わった現在、自由に使える時間も体力も以前より少なくなった。その状況で昔と同じ生活を維持しようとしても無理が生じる。
だからこそ、「できる条件」を探す
疲れてからやろうとするのではなく、疲れる前に少しだけやる。
この発想は、副業にも通じる。
副業でも毎日100点の成果を目指す必要はない。30点でも積み上げ続ければ、長期では大きな成果になる。実際に自分は、その積み重ねで副業収入を伸ばしてきた。
趣味も同じである。
1時間練習できないから何もしないのではなく、10分でも15分でも楽器に触れる。その積み重ねが、技術を維持し、将来の成長につながる。
最近は「時間管理」よりも、「体力管理」のほうが重要だと感じている。
時間があっても体力がなければ何もできない。一方で、わずかでも体力が残っている時間帯を有効に使えば、趣味も副業も継続できる。
今の自分に必要なのは、完璧な一日ではない。
残り体力を最も価値のあることに使うことである。